私が薄毛を克服したエピソード〜研究論文&実践した方法〜
この記事では、私が薄毛を克服したエピソードをご紹介します。皆さんのお役に立てれば幸いです。
このようなお悩みの方へ
・薄毛治療が高くて悩んでいる
・サプリメントを飲んでいるけど効果がない
・抜け毛や薄毛に悩んでいるが、どうしたらいいかわからない
記事の内容
■女性の私が実践した薄毛克服の内容
■男性から聞いた薄毛克服の方法(ビフォアフなし、簡単に記載)
■薬の内服リスクについて
■薄毛に関する情報
いつの間にか深刻になっていた薄毛
私は元々、髪の量が多くはない方でした。
学生の頃、シャンプーが合わなくて抜け毛が増えたことがありましたが、親が「柑気楼(かんきろう)」という育毛剤をすすめてくれて、時々使用していました。
20代に入ってからは、夜勤のストレスがあり、つむじと分け目の薄毛が気になり始め、薬局で「薬用育毛エッセンス」という育毛剤を購入。そこまで深刻ではなかったので、気休め程度に使っていました。
そしてある日、新型コロナウイルスにかかってしまいました。
コロナにかかって半年が経過した頃、家族に頭の薄毛を指摘された。
抜け毛が多いなあと思っていましたが、思った以上に分け目の薄毛が目立っていて、とてもショックでした。
調べると、コロナ脱毛は通常2〜3ヶ月後に症状が出ることが多いようです。
私は半年以上が経過していました。自然に治るのを待とうと思い、数ヶ月様子をみましたが、なかなか改善しませんでした。
毎回、髪を数回クシでとかしただけで、10本ほど抜けてしまいます。
時には、一つの毛穴から束になって抜けることもあり、毎日がストレスでした。1日150~200本は抜けていたように思います。
1日中、薄毛のことで頭がいっぱいで、隠すためによく帽子を被っていました。エスカレーターでは、後ろの人から薄いと思われているんだろうなと、いつも気になっていました。
病院を受診する
皮膚科
皮膚科では採血をしましたが、結果に異常はありませんでした。
新型コロナ感染、また睡眠やストレスなどの可能性もあるとの診断でした。
ここでは保険適応の「フロジン」という外用薬が処方され、経過をみることになりました。
自由診療AGAクリニック
自由診療のAGAクリニックへ行き、頭皮の状態をみてもらいました。私の薄毛は何らかの原因で休止期脱毛になった可能性が高いとのこと。
治療は、サプリやミノキシジルタブレット、育毛メソセラピー、HARG療法、PRP療法などいろいろなものを提案されました。
育毛メソセラピー:ミノキシジルや、ビタミン、アミノ酸を頭皮に注入する
HARG療法:幹細胞から抽出した成長因子を頭皮に注入する
PRP療法:自分の血液から抽出した成長因子を頭皮に注入する
私は、HARG療法とPRP療法をしている50代の女性を知っていました。その女性は、ミノキシジルタブレットやサプリも飲んでおり、髪の毛が黒くフサフサしていましたが、その女性は月10万以上のお金をかけています。
月10万円以上のプランを契約したとして、長期戦になった時のコストを考えると、継続するには難しい金額だなと思い諦めました。
ミノキシジルのタブレットも紹介されましたが、副作用で頭痛や体毛の増加、心臓への負担があることや、しばらく飲み続ける必要があることを考えて、選択しませんでした。
薄毛対策の方針と方法が決まる
ある日、夫から薄毛に関する情報を聞きました。
薄毛を治した男性医師が実体験を話してくれたそうです。その時に参考にしたガイドラインなどを教えてくれました。
日本皮膚科学会が出しているガイドライン
【男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版】
このガイドラインを参考に、薄毛対策では次の方針をとることにしました。
文献は種類が多く、全てが信頼できるわけではありません。
文献を探す際にも考慮しました。
例えば、ガイドラインに書いてある副作用の出現率は、製剤の条件や背景を理解するために調査する必要があります。この作業は、医師や研究経験がある方には容易かもしれませんが、私にとっては難しい作業でした。
悩みを解決するために、たくさんの文献を夫(臨床医,2カ所の大学院での研究経験あり)の助けを借りながら調べました。
その結果、自分なりの方法を見つけることができたのです。
実践した結果
対策後、約3ヶ月目の写真です。
一本一本が太くなり密度が増しています。もともと髪の毛が生えていなかった生え際にも新しい毛がでてきました。
※ご注意
本章でお伝えする内容は、筆者である私の体験談です。何らかの効果を保証したり特定の商品や治療を推奨する目的は一切ありません。
サプリメントや医薬品の効果には個人差があります。アレルギー体質の方や、既往に疾患をお持ちの方、妊娠・授乳中の方などは、医師に相談し、安全に治療をすることをお勧めします。